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自信のない自分にサヨナラしたい

思えば最初はそうでもなかったかも。

小さい頃から、といってもどのあたりからは定かではありませんが、「わたしの目って一重なんだ。」と自覚していました。 
けれども本当に小さい頃はそれをコンプレックスとは感じていなかったと思います。 

「嫌だ。」と感じ始めたのは小学校6年生あたりからでしょうか。 
ちょうど周りの女の子たちと同様、かわいいものや綺麗なもの・おしゃれといったものに関心が強くなった頃です。
綺麗な女優さんや、かわいくてかっこいいモデルさんはみんなぱっちりとした二重の大きな目をしているのに、私の眼は…
ふと見ると親も一重。 
「遺伝だからしょうがないのか。」
がっかりはしましたけど、まだこの時はそのことが原因でいじめられるとかはなかったし、自分の一重の目を「あまり好きじゃない部分。」くらいの感覚でとらえていました。

だんだん比べてしまうように。

ところが成長していくにつれ、女の子としておしゃれへの関心がどんどん高まっていくとともに、体型や容姿も子供の時よりずっと気になるようになっていきました。 
そうなってくると「あまり好きじゃない。」くらいだった一重の目が
「すごく好きじゃない。」にいつの間にか変化していきました。

友達と一緒にいても、つい自分の中で相手と比べてしまう。 
「あの子は二重でいいなぁ…なのにわたしは。」というネガティブな感情を、常に心のどこかでもっていたと思います。
もちろん一重が原因で嫌な目にあったとかはあまりありませんし、とてもひどいことを言われたとかもありませんでした。 

でも、時とともに一重コンプレックスは、「気にするほどじゃないよ。」という友達の言葉も内心では素直に受け止められないようになところまで強くなっていました

もうちょっと、を手に入れたい。

大人になる頃にはすっかり一重コンプレックスとなった私は、アイプチなどのアイメークに気合を入れていた時期もあります。 
けれどしょせん化粧をとれば元の一重…
そう思うとどんなに頑張った化粧をしてもやっぱりどこかで自信が持てませんでしたし、そうこう内心で葛藤しているうちにメークの気合もいつしかしぼんでいってしまいました。

そうやってあきらめにも似た心境でコンプレックスを持ったまま、気がつけば今年30歳という一つの節目を迎えました。 
なんだか20代から30代に新しく変わったというか、20代の私にサヨナラができる時だと思ったんです。 
一番サヨナラしたいもの…
それはやっぱり一重コンプレックス。 
これを解消して何をするにも今ひとつ自信を持てなかった20代までの自分にサヨナラしようと思えたんです。